第2回 #bike2noyu 雑感

自転車に乗って野湯へ行く、題して bike2noyu の記念すべき第2回を行った。

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 前置き

1. 野湯とは自然に湧いている温泉で、商業化されていないやつを指すらしい。

野湯 - Wikipedia

その語感から、人の手の入っていない山奥のちょっとぬるい水たまりみたいなのを想像したけど、整備のされ具合は問題ではないらしい。 有名どころでは知床の熊の湯とか、屈斜路湖の和琴温泉も含まれる。

 

2. 今回が第2回であるのは、この2週間前に全く同じ野湯へ自転車で行こうとしていて、そっちが第1回となったため。(個人的に前回を第0回としたいところだけど、発案者の意向を尊重)

野湯はその性質上、行ったけど何らかの理由で入れなかったということが結構な確率で発生するらしい。

 

3. 特定の行先や目的を持って自転車に乗る行為は、全て bike2xxx の形式で表現できるので便利である。

 

 

装備

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目的の野湯に至るまでに路面が悪いことが予想され、自転車を担いでもいいようにバックパックに最低限のキャンプ道具を詰めていった。

特に重いものがあるわけではないけれど、例によって流行りのULとは無縁なので背負えば普通に重い。

 

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自転車。スリックでもギリギリいけた。グローブはしたほうがいい。

 

 

野湯へのアプローチ

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▲初めは舗装路。結構上るので腰がつらい。

 

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▲途中から未舗装路。道中は土~大きめのガレ、洗い越しも。記事トップの写真は結構気に入っている。

 

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▲途中で局所的な崩落があり、自転車を断念。写真右下はそのまま崖なので、落ちたら死ぬ。

 

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▲最後は徒歩。

 

 

野湯

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肝心の野湯はこんな感じで、コンクリート等を使って割としっかり整備されている。(写真の手前が温泉で、奥の川へ向かって流れ込んでいる感じ)

地元の謎の老人(いわゆる主)によってそこそこ清掃されていて、想像より全然きれいだった。

 

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goproでタイムラプスを撮ってみたけど、まあ当然というか、高確率で成人男性の陰茎が映り込んでしまった。上の写真は偶然にも全ての陰茎が隠れていた一枚。

他も見たかったらこっそり言ってください。

 

 

キャンプ

 

夜は下山せずそのままキャンプした。

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▲辺りの木を拾ってきて焚火を起こし、川で冷やしたお酒を飲む人々。右上の湯気が温泉。

 

campfire talkは思考が宇宙と未来にまで及ぶ大変有意義なものとなった。

 

 

所感

・自転車に乗って野湯へ訪れる行為は一定の必然性があり、(今回は最後だけ徒歩になったものの)目的はほとんど達成できたと同時に、今後の可能性を大いに感じる初回となった。

 

・温泉に入れない可能性が低くないので、入れなかった時のための想定が必要。スコップやブラシを持って行ってもいいけど、そもそも温泉が湧いてない可能性もあるから、やっぱりダメだった時の用意はいるかなと思う。

 

・普通のオートキャンプに飽きてきた頃だったので、今回のキャンプは個人的に結構大きな経験になったと思う。あと、自分がキャンプ道具をあんまり持ってないから、こういう状況なら道具のしょぼいキャンプをしていても様になる。

 

・定点撮影時陰茎映り込み事象の再発防止策の策定が求められる。

 

 

参考

otakuhouse - 世界的自転車ツーリスト、オタク。不発の第1回の記事も。

Replicant.fm - bike2noyu のアイデアはここから